ナイジェリアのハルマッタン(Harmattan)を体験してみた!!

ナイジェリア生活

はじめに

どうもみなさん、こんにちは!旅する駐在員です。
今日は、今まさに僕が直面している「ハルマッタン」という季節についてお話ししたいと思います。

ところで、どうですか、この写真!今日撮ったばかりなんですが、自分でも『これは絶対ブログ行きだな』って思いました(笑)。乾燥と砂塵で大変な時期ではあるんですが、こういう幻想的な景色を見られるのも、ハルマッタンならではなんですよね。

ハルマッタンとは?

ハルマッタンとは、西アフリカの乾季に特有の気候現象で、サハラ砂漠から吹く北東の乾燥した風を指します。この風は毎年11月から3月にかけて吹き、ナイジェリアを含む広い地域で独特の気候条件を生み出します…..これがきついんです。

ハルマッタンの特徴

1. 乾燥した空気

ハルマッタンの時期は湿度が極端に低く、肌や喉が乾燥しやすいです。洗濯物が驚くほど早く乾くのはありがたい反面、保湿ケアを怠ると大変なことに…。毎日リップクリームとボディローションが手放せません!油断すると、あっという間に唇がパッサパサになっちゃいます(笑)。

2. 砂塵(ダスト)

サハラ砂漠から運ばれてくる大量の砂や埃が空気中に舞い、空が霞んで灰色っぽく見える日が多くなります。この砂塵の影響で視界が悪くなり、飛行機が遅れたり、道路の運転が危険になったりすることも。マスクが大活躍する季節です。

日中、家の中が暑くて窓を開けると、砂が部屋中に入り込んでしまうんです…本当に困ったもんです。そして、あの独特な匂いも漂ってきて、『うわっ!来やがったな』って思います(笑)。

3. 涼しい朝晩と暑い日中

ハルマッタンの風は昼夜の気温差を大きくします。朝晩は涼しいどころか寒いくらいで、毛布が欠かせません。一方、日中は太陽の下でぐんぐん気温が上がり、夏のような暑さを感じます。朝晩の気温はだいたい18度くらいですが、日中は35度を軽く超えてしまいますね。このギャップ、意外と体にこたえるんです…。

4. 健康への影響

砂塵の影響で咳が止まらなかったり、アレルギー症状が出たりする人も多いんです。僕も最近、喉がイガイガしてきて、加湿器を買おうか悩んでいます。でも、そもそもナイジェリアに加湿器なんて売ってるのかな?と、ふと疑問に思ったりして(笑)。

最期に

良いこともあるんですよ!さっきも言いましたが、洗濯物が一瞬で乾いたり、砂塵の影響で空が霞むおかげで、朝焼けや夕焼けが特に美しく見えるんです。まさに、今しか味わえないハルマッタンならではの魅力ですね。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!また次回のブログでお会いしましょう!